すみなすものは

映画、文学、人文情報学(デジタルヒューマニティーズ)についての話題あれこれ。時には日経平均ウォッチャーとしての雑感も。

2023-01-01から1年間の記事一覧

人間釈尊

金岡秀友先生の『空海 即身成仏義』を読み進むうちに次の一節に出会い、小膝を打ちました。以下、引用です。 ★ 釈尊の行実をふりかえってみよう。 あらためていうまでもなく、釈尊は「人の子」であった。八万四千の法門のどこにも、釈尊は「神の子」で、母な…

チベット文字

残念なことに私は梵字もチベット文字も読めません。 それでも、チベット大蔵経のデータベースである↓を覗き、チベット文字の美しさに心を打たれました。 http://www.rkts.org/ image viewerをクリックし、プルダウンメニューを適当に操作して任意の画像を表…

連動型上場投信

久しぶりの投稿、相変わらず地味で手堅い話題(笑)。 個人的好みでいえば、以下の連動型上場投信は気に入ってます。 MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550) 分配金利回り 1.45% 終値・直近取引値(2023/09/01)4,520円 NEXT F…

メジャーSQ前週、迫る

そうです、今年は3月、6月と、メジャーSQ前週のはじめころから急変するパターンが続いたのです。 来月も要注意ですね。8日がSQ日、最終取引日は7日です。 来週のはじめから動くかもしれません。仕掛けるにしても逃げるにしても、時間はあまり残されてい…

生成AIと研究・教育へのインパクト(三田図書館・情報学会 月例会)に参加

標記の月例会に参加してきました。 いやぁ、知らないということは恐ろしい。生成AIの急激な進化についての情報を見聞きし、驚きの連続でした。内容を文章にまとめるとかなり時間がかかります。おまけに誤解を招く恐れがあるので、今回は下にキーワードだけ並…

三日間のスクーリング(曼荼羅の研究)

対面・リアルでの受講を予定していたスクーリングが急遽、オンライン講義に変更となりました。感染症とか関係なく、別の理由で。 まあ、それはよいのですが、内容が緻密、用語が難解で思ったよりも苦戦。自分の知識不足を棚に上げてぼやく訳にはいかないので…

SQ振り返り

5月限:29,235.08 6月限:32,018.38 7月限:32,484.24 SQ値、3カ月分を振り返ってみました。 先月から今月にかけては妥当な線ですね。目を引くのは5月から先月にかけての動き。 10%近く上昇してます。 月足で見るばかりではなく、SQ値で比較してみること、…

20%の上昇

「日経平均株価がひと月の間に20%上昇する可能性は?」 といったことを考えてみました。 これまでの月足についての調査や、経験則からして、 20%はあり得ない、15%は起こり得る、と感じています。 何らかの特需、バブル、円安、著名投資家の発言… …

WEB版の大辞典

『人文情報学月報第143号』の【後編】、早稲田大学の矢島正豊さんによる《連載》「仏教学のためのデジタルツール」第8回「天台宗典編纂所刊行『天台電子佛典』」を一読し、次のパッセージに目が留まりました。 『天台 CD』は中国天台や日本天台に関連する研…

ナンピンについて

私の場合、個別株の売買はほとんど行わず、上場投資信託とデリバティブに限定して取引しているので、ナンピンをすることは、まずありません。 しかし、今後必要になることも考えられるので、自分なりのルールを決めておきたいと思います。 ルール1:ナンピン…

次世代デジタルライブラリー

国会図書館の「次世代デジタルライブラリー」を利用する機会が、今後ますます増えそうです。 「詳細検索」の機能が実に便利。 これを使うと探しものが見つかる確率がかなり高くなりますね。 例えば、本文用のボックスに「志賀直哉」、著者のボックスに「正宗…

目指すは史上最高値か

これまでにこのブログで何度か紹介してきたことなのですが、 「日経平均株価史上最高値は1989年12月29日の38,957円。その後の注目すべき高値は2021年9月14日の30,670円。この年、8月20日に付けた年初来安値から3週間ほどで3,500円以上上…

6月SQ、225オプションコール売りを振り返る

先週初めから9日のSQ当日午前中まで、チャートから目が離せない状態でした。 私の感性からすれば、とんでもない乱高下。忸怩たる思いですが、経験したことを記録しておきます。 ゾッとする話しですが、実は、一月ほど前に225オプションの6月コール32,000…

高配当ETFの現況

今月のSQ直前には、平均株価の乱高下に振り回されて大変な目に遭ったので、少し落ち着いてトレードができるように、今後、工夫していきたいと思います。 今、注目しているのは、高配当ETF。 長期保有して配当を受け取り続けるというイメージですが、買いっぱ…

SQ値 速報

どこにでもありそうだけど探し方が悪かったのか、見つけるのに苦労したSQの「速報値」、こんなところに。 SQ日当日にこれが気になる私は、まだまだ未熟者です。 「え? 昨日、SQだったの?」 ってくらいの余裕をもってトレードを続けたい。 www.sbineotrade.…

モリコーネ

本日、下高井戸シネマにて、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を鑑賞。 いやぁ、まずですね、このサブタイトルは何とかなりませんかね、「恋した」とか、そういう次元ではないのですが。 私なら様々な意味を込めて「最後のマエストロ」とします。ググったと…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3 それはもう、泣かせる・笑わせる、忙しくてしょうがない作品でありました! 幼少時?のロケットに、そこまでの悲劇があったとは。 そして現在?のGOTGがあまりにも「変な奴ら」なのです。シーンとした劇場で、…

日経平均株価終値 30,808.35円

4月2日付の記事で触れた日経平均株価の3万円超え、今週、現実となりました。 先物の動きが活発でしたね。踏み上げの気配が続きましたが、売方の皆さんは御無事でしょうか。他人ごとではない状況が続いたので、私の場合、期近は仕方がないとして、今後戦略…

かりん5月号

かりん5月号、 このところ恒例の「四首掲載」。 なぜか半分の二首は猫の歌。 飼ってないけど、うちにはいないけど猫の歌。 通勤途中に見かけることが多いからだろうか。 それとも、あの勝手気ままな生き方に惹かれているからだろうか。

銀漢5月号

銀漢5月号、星雲集[秀逸]に四句掲載。 季語は「枇杷の花」など。 この欄で秀逸の評価をいただくまで5年かかりました。 4月号の十句選でもHさんが選んでくれた。 嬉しく思います。 論文のほうが忙しく、第二句集発表の準備は中断したまま… 今年度、履修してい…

4月24日の週

月初めに予測した「年度初め効果」などによる活性化が、現実のものとなった4月中旬の市場でした。 そして今朝の「日曜討論」、世界経済の行方について様々な発言があった訳ですが、なかなかネガティブな雰囲気でしたね。関心をもって視聴していた個人投資家…

論文・レポートらしい表現

「論文・レポートらしい表現」を検索ワードとしてサーチすると、マニュアル的なサイトがいくつか見つかります。 その中で、 にほんごのページ (biglobe.ne.jp) に見られる以下の一覧表は、中高生や学生向きに作られたものかもしれませんが、やさしい表現が並…

『フォードvsフェラーリ』

『フォードVSフェラーリ』 サブスクで鑑賞。 数年前、映画館でトレーラーを見たときには娯楽大作かな、と思ったのですが、社会派の要素も盛り込まれていた点は意外でした。 クリスチャン・ベールの好演?怪演?は痛快だし、マット・デイモンの役作りと演技は…

4月14日SQ

速報値は、 28,519.43 だそうです。 SQに向けて6日続伸。4 月の新年度効果による上昇を見込んだ皆さんは、今のところほくほく、といったところでしょうか。 今日もナイトセッションで、5月限の34,000(買気配なし)、33,250(売気配2)といったところが目に…

かりん4月号

かりん4月号掲載分の振り返りです。 四首掲載、写実平明が定着。言い換えれば、日記と化していて、面白みがない。「哀れみて」の一首に多少捻りが見られる程度。 若い人たちがシャレたデフォルメを決め続ける中で、羨ましく感じつつも自らのスタイルはいつ…

目指すところは

仮に日経平均株価が、2021年9月に付けた高値の30,670円を目指しているとします。 先週の終値が28,041円、上記高値まで上がるとすれば約9.4%ほどの上昇。 10%近く上がるには、最低でも3週間は必要でしょうね。 逆に言えば、5月には売るということを織り…

4月3日の週

今週の見通しです。 3日に日銀短観、7日に2月景気動向指数の発表ということで注意が必要ですね。 日銀の新総裁就任が近いことにも注目。来週が御祝儀相場(?)にしてSQ週ということですから、今週はちょっとしたイベントや出来事で予想外の動きが出る可…

銀漢4月号

銀漢4月号に四句掲載。 季語は雪、節分などで、既に桜が散った季節にはミスマッチ。 まぁ、タイムラグがあるのは仕方がないことですからね、許してもらいましょう。 今回に限っては、癖がある句が選ばれた感あり。 おそらく、百鬼、馬車、産土といった古めの…

曜日別のアノマリー

日経平均株価の曜日別アノマリーといったことについてネット上でいろいろ調べてみましたが、どうやら確かなものは、 何もない ようですね。 データや記事から伝わってくる雰囲気は、先物やコールオプションを「買うなら水曜日の前場まで、売るのも水曜日の前…

2021年秋の話し

2/28付の記事に、 「日経平均株価史上最高値は1989年12月29日の38,957円。その後の注目すべき高値は2021年9月14日の30,670円。この年、8月20日に付けた年初来安値から3週間ほどで3,500円以上上昇したという」 等々、記したのですが、…