すみなすものは

映画、文学、人文情報学(デジタルヒューマニティーズ)についての話題あれこれ。時には日経平均ウォッチャーとしての雑感も。

権利確定日、権利落ち日。

基本的に個別銘柄の売買はしないので、私のトレードにはあまり関係がない事柄なのですが、みんかぶさんのサイトで↓の表を見つけたのでメモとして残しておきます。

この先1年間の権利確定日、権利落ち日などの一覧表です。

  権利付き最終日 権利落ち 権利確定日
2024年3月 3/27(水) 3/28(木) 3/29(金)
2024年4月 4/25(木) 4/26(金) 4/30(火)
2024年5月 5/29(水) 5/30(木) 5/31(金)
2024年6月 6/26(水) 6/27(木) 6/28(金)
2024年7月 7/29(月) 7/30(火) 7/31(水)
2024年8月 8/28(水) 8/29(木) 8/30(金)
2024年9月 9/26(木) 9/27(金) 9/30(月)
2024年10月 10/29(火) 10/30(水) 10/31(木)
2024年11月 11/27(水) 11/28(木) 11/29(金)
2024年12月 12/26(木) 12/27(金) 12/30(月)
2025年1月 1/29(水) 1/30(木) 1/31(金)
2025年2月 2/26(水) 2/27(木) 2/28(金)

※月末が権利確定日となる銘柄を対象

ETFの分配金基準日

投資資料館さんのサイトです。ETFの分配金基準日の一覧表。

この中にいくつか保有中のETFが含まれているので、時々気になって覗くことがあります。

 

www.toushin.com

それにしても、まぁ、この数には圧倒される。

ETF、今が盛りか。

これからも増えるのか。

2週間

半月ほど先の話しですが。

SQまでの2週間、つまり月末が近付くころからの2週間は要注意。

3月SQに向けての短い期間に、昨年は大きく上昇しています。

先週から今日にかけての上昇は、原因はどうであれ先食いに当たるのか、当たらないのか。この上にデルタヘッジといったことが起こり得るのか。

注目しています。

DH若手の会

昨日、参加したので備忘メモを残します。

素晴らしい発表が盛り沢山!

「来年も参加せねば」と感じました。

若手ではないけど。迷惑でしょうか、

いや、迷惑に違いないけど邪魔はしないのでどうかお許しを!

 

DH若手の会「デジタル・ヒューマニティーズで"繋がる×広がる"人文学」

 

プログラム

 

・開催日時:2024年2月9日(金)

  発表会   13:00~17:00

  情報交換会 17:30〜19:30(希望者のみ)

・若手の会(中会議場1〜3)

 12:30〜13:00受付(ポスター閱覧)

 13:00〜13:05 開会の挨拶

 13:05〜13:15主旨説明

 13:15〜14:25 ポスター発表A

 14:25〜14:35 休憩

 14:35〜15:45 ポスター発表B

 15:45〜15:55休憩

 15:55〜16:55 DHに関する情報提供ーキャリアパス・ツール・勉強会―

       小風尚樹(千葉大学人文社会科学系教育研究機構·助教)

       橋本雄太(国立歴史民俗博物館·教授)

       大井将生(人間文化研究機構本部/国立歴史民俗博物館·特任准教授)

 16:55〜17:00閉会の挨拶

 

情報交換会(会議室201〜203)

 17:00~1930

10大リスク

 以下、ジェトロの海外ニュースからの引用です。今朝の報道番組でも紹介されてましたね。アメリカの調査会社(ユーラシア・グループ)が発表した今年の10大リスクは次のとおり。

10位:米国の企業リスク

9位:エルニーニョの再来

8位:インフレによる経済への逆風

7位:重要鉱物の争奪戦

6位:回復しない中国

5位:ならず者国家の動向

4位:AIのガバナンス欠如

3位:ウクライナの分裂

2位:瀬戸際の中東

1位:米国の敵は米国

とのことです。このビジネス短信は、1~3位について次のとおり解説しています。

1位に挙げた「米国の敵は米国」について、米国の分極化と党派対立は歴史的な高水準にあり、「政治システムの機能不全は先進工業民主主義国の中で最もひどい」とし、大統領選挙がこの政治的分断を悪化させると指摘した。また、現在、2大政党である民主党共和党の大統領候補者として有力視されているジョー・バイデン大統領、ドナルド・トランプ前大統領はそれぞれ、高齢であること、訴追を受けていることなどから「大統領に不適格」とし、米国民の大多数はいずれの候補者も大統領に望んでいない、と痛烈に批判した。

2位の「瀬戸際に立つ中東」では、イスラエルハマスの衝突は今のところガザに封じ込められているとしつつも、イスラエルによるレバノンイスラムシーア派政治・武装組織ヒズボラへの攻撃などによって今後エスカレートしていくリスクがあると指摘した。また、イエメンの武装組織フーシ派の紅海での商船への攻撃が、貨物保険料の高騰、サプライチェーンの混乱、原油価格の上昇などにつながり、米国を含む世界経済にとってのリスクになるとした。

3位の「ウクライナ分割」については、ロシアが現在占領しているクリミア半島に加え、ドネツク、ルガンスクなどウクライナの領土の約18%の支配権を維持し、ウクライナは2024年に事実上分割される、と指摘した。またウクライナは、現時点でも米国からの支援低下によって打撃を受けている上、米国民の戦争への賛否が分かれていること、共和党議員の多くが追加援助に反対していることなどから、2024年以降は、米国のウクライナへの大型支援が難しいとの見通しを示した。

そして、注目すべきは1位の「米国の敵は米国」と、10位の「分断化が進む米国でビジネス展開する企業のリスク」とのこと。この二つは日本経済への影響がすこぶる大きい。特に、大統領選挙の結果が貿易摩擦の再燃、防衛負担の増大につながりかねないという点には注意が必要です。

平均株価がバブル時の最高値を更新する可能性はあるにしても、その上の4万円超えとなると靄の中。

 ここのところの連騰を遠巻きに眺めつつ、そんな風に感じてます。

世にも恐ろしい話(日経225オプションの追証、2024年1月9日)

これは記録にとどめておかねばという出来事です。先週1/9(火)の話。

夕刻に証券会社から一通のメールが届きました。

その内容は以下のとおり。

先物・オプション】追証のご連絡

お客様の先物オプション取引口座において、追加証拠金(追証)が発生しています。

追証解消は、発生日の夜間立会から下記期日までに、次のいずれかの方法でお手続きください。

証券口座から先物オプション取引口座への現金の振替
追証発生時に保有していた先物・オプション全建玉の返済

何と、その追証の金額が

7,???,???円、7桁!

そして、

期日までに追証が解消されない場合、先物取引規程およびオプション取引規程に基づき、当社任意ですべての先物・オプション建玉を決済します。
当社任意で決済した際の手数料は、1約定ごとに電話手数料が適用されます。
任意決済を行う際は、取引時間中であっても、受付済みの注文を取り消してから行います。

商品ごとの電話手数料
日経225オプション    約定代金×1.5%(税込1.65%)、最低手数料10,000円(税込11,000円)
【参照】
先物オプション取引ルール
先物取引規程
オプション取引規程

ご不明な点は、M証券顧客サポートまでお問い合わせください。

建玉をいくつか抱えていた私は、追証を払わず放置すれば手数料66,000円を取られるらしい。もちろん、含み損が発生している場合、それが100万だろうが1,000万だろうがそのまま決済され、なけなしの資金を溶かすばかりではなく、人生が崩壊してしまう訳だ。

もはやサポートセンターに電話する余裕もなく(この証券会社の場合、オペレーターにつながるまで長時間待たされることが分かり切ってる)、直ちに建玉を決済して追証を解消したけど、理論的にも経験則からしても、こんな追証はあり得ない。

そこで、他の手段で問合せしたところ、

1/9(火)日本証券クリアリング機構から配信された「日経225 1月限 コール ??000円」の証拠金額に誤りがありました。

当社では、1/10(水)6:00~6:30のデータ一括処理で、訂正された正しい証拠金に修正を行いました。

【誤】4,094,505円

【正】57,588円

また、1/10の注文発注時点で、正しい証拠金で計算を行っております。

お客様にはご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ありません。

なお、誤った証拠金で発生した追証を解消するのために、お客様が決済された建玉について、復活をご希望の場合は、お手数ですがお客様サイト【ホーム】-【問い合わせ・ご意見】画面、またはM証券顧客サポートまでその旨ご連絡ください。

との回答!

証券会社は「機構」のミスであり、当社に責任はないという。そして、「機構」のホームページには、今日(1/10)現在、何の「お知らせ」も「お詫び」もない。

 

以上、事実のみを記述し、備忘録として残すものです。

人間釈尊

金岡秀友先生の『空海 即身成仏義』を読み進むうちに次の一節に出会い、小膝を打ちました。以下、引用です。

釈尊の行実をふりかえってみよう。

あらためていうまでもなく、釈尊は「人の子」であった。八万四千の法門のどこにも、釈尊は「神の子」で、母なる人が処女のまま身ごもったなどとは書かれていない。中インド、マガダ国の北隣り、カピラ国王のシュドーダナ(浄飯)と母マーヤー(摩耶夫人)の子で、幼名をシッダールタ(悉達多=成就)、姓をガウタマ(瞿曇=無上牛)といった。長じて美姫ヤショーダラー(耶輸陀羅)を娶り、一子ラーフラをもうけ、二十九歳で城を出て修行者となり、三十五歳で大悟成道し、以後、城の家族へもどることなく、一生を遍歴の求道者・救済者として説法の旅ですごし、八十歳で、マッラ(未羅)国、クシナガラ(拘那掲羅)のサーラ樹の下で、なすべきことすべてをなし終え、心静かに入寂したひとであった。偉大なひとであり、仏ではあったが神でも神の子でもない。

人が仏に成る。これを「成仏」という。仏は、自身の知恵において悩みなく(見道所断)、行為において迷いなく(修道所断)、自分の修行にはげむだけでなく、他者の救いにもつとめる(自行化他)人である。(p28-29)

ここに全て書いてある、と言い切っても良いようなまとめ方ですね。伝記のエッセンスであり、略年譜でもある。

今後、釈尊の生涯について考えるときには、この一節を原点にしたいと思います。