すみなすものは

映画、文学、人文情報学(デジタルヒューマニティーズ)についての話題あれこれ。時には日経平均ウォッチャーとしての雑感も。

大正12年

演習の準備で、大正12年前後に書かれた小説2編を取り急ぎ読みました。 芥川龍之介の『藪の中』と、梶井基次郎の『奎吉』。 『藪の中』は、人間の欲望、生への執着などの交錯を、登場人物による語りの形を採って表現しており、そこで展開される心理描写が…

権利確定日、権利落ち日。

基本的に個別銘柄の売買はしないので、私のトレードにはあまり関係がない事柄なのですが、みんかぶさんのサイトで↓の表を見つけたのでメモとして残しておきます。 この先1年間の権利確定日、権利落ち日などの一覧表です。 権利付き最終日 権利落ち日 権利確…

ETFの分配金基準日

投資資料館さんのサイトです。ETFの分配金基準日の一覧表。 この中にいくつか保有中のETFが含まれているので、時々気になって覗くことがあります。 www.toushin.com それにしても、まぁ、この数には圧倒される。 ETF、今が盛りか。 これからも増えるのか。

2週間

半月ほど先の話しですが。 SQまでの2週間、つまり月末が近付くころからの2週間は要注意。 3月SQに向けての短い期間に、昨年は大きく上昇しています。 先週から今日にかけての上昇は、原因はどうであれ先食いに当たるのか、当たらないのか。この上にデルタヘ…

DH若手の会

昨日、参加したので備忘メモを残します。 素晴らしい発表が盛り沢山! 「来年も参加せねば」と感じました。 若手ではないけど。迷惑でしょうか、 いや、迷惑に違いないけど邪魔はしないのでどうかお許しを! DH若手の会「デジタル・ヒューマニティーズで"繋…

10大リスク

以下、ジェトロの海外ニュースからの引用です。今朝の報道番組でも紹介されてましたね。アメリカの調査会社(ユーラシア・グループ)が発表した今年の10大リスクは次のとおり。 10位:米国の企業リスク 9位:エルニーニョの再来 8位:インフレによる経…

世にも恐ろしい話(日経225オプションの追証、2024年1月9日)

これは記録にとどめておかねばという出来事です。先週1/9(火)の話。 夕刻に証券会社から一通のメールが届きました。 その内容は以下のとおり。 【先物・オプション】追証のご連絡 お客様の先物・オプション取引口座において、追加証拠金(追証)が発生して…

人間釈尊

金岡秀友先生の『空海 即身成仏義』を読み進むうちに次の一節に出会い、小膝を打ちました。以下、引用です。 ★ 釈尊の行実をふりかえってみよう。 あらためていうまでもなく、釈尊は「人の子」であった。八万四千の法門のどこにも、釈尊は「神の子」で、母な…

チベット文字

残念なことに私は梵字もチベット文字も読めません。 それでも、チベット大蔵経のデータベースである↓を覗き、チベット文字の美しさに心を打たれました。 http://www.rkts.org/ image viewerをクリックし、プルダウンメニューを適当に操作して任意の画像を表…

連動型上場投信

久しぶりの投稿、相変わらず地味で手堅い話題(笑)。 個人的好みでいえば、以下の連動型上場投信は気に入ってます。 MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550) 分配金利回り 1.45% 終値・直近取引値(2023/09/01)4,520円 NEXT F…

メジャーSQ前週、迫る

そうです、今年は3月、6月と、メジャーSQ前週のはじめころから急変するパターンが続いたのです。 来月も要注意ですね。8日がSQ日、最終取引日は7日です。 来週のはじめから動くかもしれません。仕掛けるにしても逃げるにしても、時間はあまり残されてい…

生成AIと研究・教育へのインパクト(三田図書館・情報学会 月例会)に参加

標記の月例会に参加してきました。 いやぁ、知らないということは恐ろしい。生成AIの急激な進化についての情報を見聞きし、驚きの連続でした。内容を文章にまとめるとかなり時間がかかります。おまけに誤解を招く恐れがあるので、今回は下にキーワードだけ並…

三日間のスクーリング(曼荼羅の研究)

対面・リアルでの受講を予定していたスクーリングが急遽、オンライン講義に変更となりました。感染症とか関係なく、別の理由で。 まあ、それはよいのですが、内容が緻密、用語が難解で思ったよりも苦戦。自分の知識不足を棚に上げてぼやく訳にはいかないので…

SQ振り返り

5月限:29,235.08 6月限:32,018.38 7月限:32,484.24 SQ値、3カ月分を振り返ってみました。 先月から今月にかけては妥当な線ですね。目を引くのは5月から先月にかけての動き。 10%近く上昇してます。 月足で見るばかりではなく、SQ値で比較してみること、…

20%の上昇

「日経平均株価がひと月の間に20%上昇する可能性は?」 といったことを考えてみました。 これまでの月足についての調査や、経験則からして、 20%はあり得ない、15%は起こり得る、と感じています。 何らかの特需、バブル、円安、著名投資家の発言… …

WEB版の大辞典

『人文情報学月報第143号』の【後編】、早稲田大学の矢島正豊さんによる《連載》「仏教学のためのデジタルツール」第8回「天台宗典編纂所刊行『天台電子佛典』」を一読し、次のパッセージに目が留まりました。 『天台 CD』は中国天台や日本天台に関連する研…

ナンピンについて

私の場合、個別株の売買はほとんど行わず、上場投資信託とデリバティブに限定して取引しているので、ナンピンをすることは、まずありません。 しかし、今後必要になることも考えられるので、自分なりのルールを決めておきたいと思います。 ルール1:ナンピン…

次世代デジタルライブラリー

国会図書館の「次世代デジタルライブラリー」を利用する機会が、今後ますます増えそうです。 「詳細検索」の機能が実に便利。 これを使うと探しものが見つかる確率がかなり高くなりますね。 例えば、本文用のボックスに「志賀直哉」、著者のボックスに「正宗…

目指すは史上最高値か

これまでにこのブログで何度か紹介してきたことなのですが、 「日経平均株価史上最高値は1989年12月29日の38,957円。その後の注目すべき高値は2021年9月14日の30,670円。この年、8月20日に付けた年初来安値から3週間ほどで3,500円以上上…

6月SQ、225オプションコール売りを振り返る

先週初めから9日のSQ当日午前中まで、チャートから目が離せない状態でした。 私の感性からすれば、とんでもない乱高下。忸怩たる思いですが、経験したことを記録しておきます。 ゾッとする話しですが、実は、一月ほど前に225オプションの6月コール32,000…

高配当ETFの現況

今月のSQ直前には、平均株価の乱高下に振り回されて大変な目に遭ったので、少し落ち着いてトレードができるように、今後、工夫していきたいと思います。 今、注目しているのは、高配当ETF。 長期保有して配当を受け取り続けるというイメージですが、買いっぱ…

SQ値 速報

どこにでもありそうだけど探し方が悪かったのか、見つけるのに苦労したSQの「速報値」、こんなところに。 SQ日当日にこれが気になる私は、まだまだ未熟者です。 「え? 昨日、SQだったの?」 ってくらいの余裕をもってトレードを続けたい。 www.sbineotrade.…

モリコーネ

本日、下高井戸シネマにて、「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を鑑賞。 いやぁ、まずですね、このサブタイトルは何とかなりませんかね、「恋した」とか、そういう次元ではないのですが。 私なら様々な意味を込めて「最後のマエストロ」とします。ググったと…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3 それはもう、泣かせる・笑わせる、忙しくてしょうがない作品でありました! 幼少時?のロケットに、そこまでの悲劇があったとは。 そして現在?のGOTGがあまりにも「変な奴ら」なのです。シーンとした劇場で、…

日経平均株価終値 30,808.35円

4月2日付の記事で触れた日経平均株価の3万円超え、今週、現実となりました。 先物の動きが活発でしたね。踏み上げの気配が続きましたが、売方の皆さんは御無事でしょうか。他人ごとではない状況が続いたので、私の場合、期近は仕方がないとして、今後戦略…

かりん5月号

かりん5月号、 このところ恒例の「四首掲載」。 なぜか半分の二首は猫の歌。 飼ってないけど、うちにはいないけど猫の歌。 通勤途中に見かけることが多いからだろうか。 それとも、あの勝手気ままな生き方に惹かれているからだろうか。

銀漢5月号

銀漢5月号、星雲集[秀逸]に四句掲載。 季語は「枇杷の花」など。 この欄で秀逸の評価をいただくまで5年かかりました。 4月号の十句選でもHさんが選んでくれた。 嬉しく思います。 論文のほうが忙しく、第二句集発表の準備は中断したまま… 今年度、履修してい…

4月24日の週

月初めに予測した「年度初め効果」などによる活性化が、現実のものとなった4月中旬の市場でした。 そして今朝の「日曜討論」、世界経済の行方について様々な発言があった訳ですが、なかなかネガティブな雰囲気でしたね。関心をもって視聴していた個人投資家…

論文・レポートらしい表現

「論文・レポートらしい表現」を検索ワードとしてサーチすると、マニュアル的なサイトがいくつか見つかります。 その中で、 にほんごのページ (biglobe.ne.jp) に見られる以下の一覧表は、中高生や学生向きに作られたものかもしれませんが、やさしい表現が並…

『フォードvsフェラーリ』

『フォードVSフェラーリ』 サブスクで鑑賞。 数年前、映画館でトレーラーを見たときには娯楽大作かな、と思ったのですが、社会派の要素も盛り込まれていた点は意外でした。 クリスチャン・ベールの好演?怪演?は痛快だし、マット・デイモンの役作りと演技は…