すみなすものは

映画、文学、人文情報学(デジタルヒューマニティーズ)についての話題あれこれ。時には日経平均ウォッチャーとしての雑感も。

『フォードvsフェラーリ』

『フォードVSフェラーリ

サブスクで鑑賞。

数年前、映画館でトレーラーを見たときには娯楽大作かな、と思ったのですが、社会派の要素も盛り込まれていた点は意外でした。

クリスチャン・ベールの好演?怪演?は痛快だし、マット・デイモンの役作りと演技は見もの。

しかし。

クライマックスは1966年のル・マンでマイルズがトップに立つ瞬間かな。その後は…

批評家からは絶賛されている同作ですが、個人的には、「営利主義が招いた八百長」がモチーフか、という受け止めしかできない。それを晒すことは必要ですけどね…

モヤモヤ感が少なからず残りました。