すみなすものは

映画、文学、人文情報学(デジタルヒューマニティーズ)についての話題あれこれ。時には日経平均ウォッチャーとしての雑感も。

短歌と俳句

かりん5月号

かりん5月号、 このところ恒例の「四首掲載」。 なぜか半分の二首は猫の歌。 飼ってないけど、うちにはいないけど猫の歌。 通勤途中に見かけることが多いからだろうか。 それとも、あの勝手気ままな生き方に惹かれているからだろうか。

銀漢5月号

銀漢5月号、星雲集[秀逸]に四句掲載。 季語は「枇杷の花」など。 この欄で秀逸の評価をいただくまで5年かかりました。 4月号の十句選でもHさんが選んでくれた。 嬉しく思います。 論文のほうが忙しく、第二句集発表の準備は中断したまま… 今年度、履修してい…

かりん4月号

かりん4月号掲載分の振り返りです。 四首掲載、写実平明が定着。言い換えれば、日記と化していて、面白みがない。「哀れみて」の一首に多少捻りが見られる程度。 若い人たちがシャレたデフォルメを決め続ける中で、羨ましく感じつつも自らのスタイルはいつ…

銀漢4月号

銀漢4月号に四句掲載。 季語は雪、節分などで、既に桜が散った季節にはミスマッチ。 まぁ、タイムラグがあるのは仕方がないことですからね、許してもらいましょう。 今回に限っては、癖がある句が選ばれた感あり。 おそらく、百鬼、馬車、産土といった古めの…

かりん3月号

かりん3月号、五首掲載。 世田谷線について詠んだ歌が中心です。 大雑把な性分と睡眠不足が露呈してしまいましたが、たまにはアンニュイも可、ということで自分を許します。 ようやく三百首発表済、目標を達成できるのはまだまだ先のことになりそうです。 …

旅行詠

「旅行詠は逃避」といった表現を度々見かけます。 しかし、生活が、人生が旅そのものである人(旅を繰り返す人をも含む)には、その指摘は当たらないでしょうね。 西行も、芭蕉も蕪村も。牧水も。 そして、畑違い、かつ若干矛盾した表現ですが、志賀直哉の私…