すみなすものは

映画、文学、人文情報学(デジタルヒューマニティーズ)についての話題あれこれ。時には日経平均ウォッチャーとしての雑感も。

月別アノマリー

ファイル名や参考文献に見られる記載から、おそらく本郷喜千さんという方が書かれたレポートだと思います。

20191031_hongo.pdf (monex.co.jp)

株価の月別アノマリーについての分かりやすい表記が含まれているので引用しましょう。

1 月:1 月効果(上昇)

2 月:節分天井(上昇)

3 月:彼岸底(下落)

4 月:新年度効果(上昇)

5 月:セル・イン・メイ (Sell in May)(下落)

6 月:株主総会(上昇)

7 月:夏枯れ相場開始(下落)

8 月:夏枯れ相場、後半の円高傾向(下落)

9 月:彼岸底(下落)

10 月:ハロウィン効果(上昇)

11 月:11 月の株高(上昇)

12 月:12 月の株安(下落)

本文冒頭にある、

「できる証券トレーダーは、毎年 2 月から仕事を始めて 6 月に年前半のパフォーマンスを出す。7 月から 8 月は 2 か月間ゆっくり夏休みを取り、9 月から 11 月までトレードを行い結果を出す。12 月に入るとクリスマス休暇に入り年明けの 1 月まで休む。12 月に入ってもトレードしているのはリストラ対象のトレーダーがポジションを清算しているだけ。」

といった記述も首肯できるものです。